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たこ焼き器
たこ焼き(たこ焼、蛸焼、たこやき)は小麦粉の生地の中にタコ|蛸の小片を入れ直径3cm〜5cmぐらいの球形に焼き上げた食べ物。近畿地方発祥の料理である。
概要
主におやつ・間食として食べる。大阪では主に爪楊枝で食べるが、東京では箸を用いることもある。初期のものは、これを3個くらい竹串に刺していた。注文すると、「何本?」と聞かれる。2002年頃まで愛知県にこういうたこ焼き屋が残っていたが、経営者の高齢化で閉店していった。店の数は大阪が圧倒的に多い。たこ焼きと同時にお好み焼きを扱う店舗も多く、初詣や祭り等では屋台も多く現れる。店内で食べるスペースをもっているところも多くあるが、ほとんどの店舗は持ち帰りができる。また最近では商業施設のテナントとして、たこ焼き専門の店も多く進出している。特に都市のスーパーでは、必ずたこ焼きをつくる店が入り口付近に店を構え、買い物ついでに集客している。この他、子供が多く集まる駄菓子屋などでも焼かれている事がある。「大阪ではたこ焼き用鉄板は嫁入り道具の一つ」と噂される程、近畿圏及び同地方の出身の家庭でのたこ焼き用の鉄板や道具の所持率、男女を問わずたこ焼きの作り方を知っている人間が多い事からみても、たこ焼きの人気は高いものである。この為、たこ焼きには欠かせない小さく角形に刻んだ紅生姜などは、近畿圏では昭和の中頃から瓶詰めにして多くの店で販売されていた。たこ焼きの値段であるが、地域や店によっていくらか違う。たいていは5〜8個セットで一人前として売られており、200〜400円である。関西のたこ焼きが他の地域に比べて安めなのは、本場でありたこ焼き屋の激戦区であるからといえる。中には7個で100円以下といったところもある。ちなみに個人で作って楽しむ場合それほど費用はかからない。近年は小麦粉に隠し味的な調味料やベーキングパウダーなど、場合によっては細かい乾燥紅しょうがなどの具がブレンドされた「たこ焼き粉」という専用の粉も発売されている。たこ焼きのソースとしては家庭ではお好み焼きソースで代用することが多いが、「たこ焼きソース」として専用のソースも発売されている。最近では冷凍食品も発売されるようになった。またタコ以外にチーズなどを具にしたものも登場している。京都や関東などでは刻みキャベツを入れるなどのものも存在するが、たこ焼きの生地はお好み焼きに比べると非常に(小麦粉の濃度が)薄く、キャベツを入れるとかなり固めに焼かなければ固まらなくなるため、大阪で好まれるトロトロの食感は出せなくなる。海外に進出したたこ焼き店も見られるが、メキシコや地中海沿岸地域以外ではタコを食べる習慣がないため、現地で受け入れられるような食材を代わりに入れるか、あるいは粉のみで焼き上げたものが売られている場合がある。なお、楊枝は大抵2本付属しており、2本で一人分である。理由は回転することを防ぐためとも言われる。専門店のたこ焼きは、外側がカリッとしており、中がもんじゃ焼きのようにトロッとしているものが人気がある。ただし本場の大阪ではカリッとした食感は好まれず、外側もフワフワで、成形した形を保てるギリギリの焼き加減が好まれる。
歴史
1933年(昭和8年)に、こんにゃくを入れていたラジオ焼きに会津屋が醤油味の牛肉を入れ肉焼きとして販売。1935年(昭和10年)、玉子焼 (明石市)|明石焼がタコ・鶏卵を入れていたことから影響を受けてタコ・鶏卵を入れるようになったといわれる。名称もたこ焼きと呼ばれるようになった。昭和40年代になると、関東地方でも屋台での販売が見られるようになる。 東京・銀座では生地にエビのすり身を入れたたこ焼きの屋台が独特の風味で人気を博した。1990年代中盤から、京たこをはじめとするたこ焼き店が、渋谷センター街などの都内に数多く進出し、一大ブームとなった。また、西日本では福岡県の八ちゃん堂が移動販売からチェーン店営業を経て、現在では冷凍食品としてたこ焼きを販売している。2000年頃、築地銀だこが全国展開に成功し、人気を博している。銀だこの名を使った、たこ焼き味のスナック菓子も作られた。2000年以降、B級グルメのブームに伴い、関西圏以外に展開するチェーン店が増加している。
一方、関西圏でもたこ以外の具材を入れたたこ焼き、ソースに工夫を凝らしたたこ焼き、スープやうどんなどに入れて販売するたこ焼きなどバリエーションが豊かになっている。2002年には株式会社ラプレ社長の上谷信幸プロデュースによるCD「たこやきのうた」(歌:宇高香里とたこボールキッズ)がインディーズで発売され、大阪を中心に出荷枚数は1万枚を突破している。

